2008-05-14 第169回国会 衆議院 内閣委員会 第15号
なかんずく、人事権というものは、これまで各省大臣の人事権と称して実は事務方の仲間内人事権が発揮をされてきたという現実がございます。これを、より大臣の威令を行うべく、実効あらしむるための改革プランがまさに今回の基本法案なのでございます。
なかんずく、人事権というものは、これまで各省大臣の人事権と称して実は事務方の仲間内人事権が発揮をされてきたという現実がございます。これを、より大臣の威令を行うべく、実効あらしむるための改革プランがまさに今回の基本法案なのでございます。
事務次官の人事権というものは、言ってみれば、事務方仲間内人事権と言っても過言ではなかろうと思います。我々は、まさしくこうした官僚主導体制からの脱却を図るべく、本来内閣にある官吏の事務の掌理というものを突き詰めていけば、まさに内閣に人事権はあるんだ、法律に基づいて内閣の一員たる各省大臣がこれを分担して行使しているんだ、そういう立場から今回の内閣人事庁の仕組みを考えたところでございます。